身体障害者となる
24歳の時、クローン病と診断され入退院を繰り返す生活が始まりました。大学を卒業して建築現場の監督となって3年目のことです。
32歳の時には、バイク事故に遭って、頚椎の引き抜き損傷となり、右手が麻痺してしまいました。そして身体障害者2級となったのです。その数年後、交通事故の慰謝料として、数千万のお金を手にすることとなったのです。それが相場の世界に踏み入れることになるキッカケとなった大きな原因です。
それは今から20年くらい前のことで、ちょうど“デイトレーダー”という言葉が社会的に認知され始め、テレビなどで報道されていた時代のことです。
デイトレーダーという生活
その数年前、私はロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん、貧乏父さん』を初版で読んでいたので、“投資家”という言葉が頭の中にありました。しかしその当時は、不動産投資をするには億単位の資金が必要でした。なので不動産投資は最初に諦めました。
それで私は株式投資を始めたのです。ビギナーズラックというのはなかったですが、割とスムーズに勝てて問題はなかったのです。 デイトレーダーの生活は2、3年やってたと思います。しかし次第にメンタル的に辛くなってきました。
お金だけを追う生活に“虚しさ”を覚えるようになったからです。かといって何かをするモチベーションもありませんでした。病気も抱えていたので悶々としていました。しかしお金はあったので生活苦ではありませんでした。
FXとの出会い
“人はお金だけでは幸せになれない”というのは本当です。
今振り返るとそう思います。自分なりにいろんなことにチャレンジはしました。が、長続きはしませんでした。そんなことをしているうちにお金も底をつき、色々な仕事もしました。
そんなことをしている間に社会は変わり、自分も歳をとり、老後のことも考えるようになりました。そして複数の収入源が必要だと思うようになりました。転売、アフィリエイトなど、色々やってはみましたが、思うような結果には結びつきませんでした。
そんな時、FXに関心が向きました。少額でやっていたので、“やらかした”ということはありませんでした。また自分なりに試行錯誤はしました。そんな中で見つけた手法などをシェアできたらと思っています。
FXの転機
私の転機となったのは、元インターバンク・ディーラーの 水上紀行さんです。ヒロセ通商のYouTube番組などで情報発信をされている方です。Twitterなどでも毎日発信もされてます。
その情報にふれる中で、私はFXに対するイメージが変わりました。単純に言えば“面白い”と思うようになったのです。話は変わりますが、先日、サンワード貿易さんが主催するセミナーに参加し、生の 水上紀行さんを見に行きました。こうなると単なるミーハーですね。笑
水上紀行さんは相場の世界に40年もいるベテランで、言葉の重みが違います。それも魅力の一つです。相場をどう見るか?それが面白いのです。
FXは投機です。投資ではありません。株式投資とはそこが違うのです。昨年は、FXに参入する人が過去最高だったと聞きます。しかし相場で生き残っている人は少ないようです。相場はそんな甘くはないのです。
相場は本気のプロがひしめき合っている世界なのです。サンダルとTシャツでだけ臨むようなお気軽な世界ではないのです。それなりの準備と覚悟が必要なのです。その重要なエッセンスなど伝えて行けたらと思っています。
相場の世界へようこそ!